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ライターネーム「夏目」
ライター: 夏目

遺品整理は業者にお任せ。破棄や譲渡、処分以外の選択肢有り。

2021.9.4

 

■遺品整理と生前整理(終活)の違い

 

遺品整理_01

 

 

近年、テレビで「終活」という言葉を聞く機会も増えてきました。

 

最近では中尾彬さんと池波志乃さん夫婦が「終活夫婦」という本を執筆したことも話題となり、終活に関心を持っている方も多いのではないでしょうか。

 

そもそも、終活とは「生前整理」を指す俗語です。

 

以前はあまり「生前整理」が話題になることはありませんでした。

 

遺品整理との違いは「遺品整理は亡くなってから行われるもの」で「生前整理は生きているうちに行うもの」という言葉通りの違いです。

 

生前整理は自分で行えるのですが、遺品整理は亡くなってからなので、本人が行うわけではなく親族や身の回りの人が行うこととなります。

 

「人にやってもらうか」と「自分で行うか」の違いはありますが、遺品整理と生前整理の方法については似たところも多く同じ方法でどちらも対応できると言えます。

 

今回は遺品整理に焦点をあて、遺品整理の方法やそれぞれのメリットデメリットを紹介していきます。

 

 

 

■遺品整理の方法

 

遺品整理_02

 

遺品整理の方法は大きく分けて3つあります。

 

「廃棄」
残されたものをゴミとして処分する方法です。

 

「譲渡」
親戚や縁のあった人達に形見として譲る、無償で誰かに譲る方法です。

 

「買取」
買取業者に買い取ってもらう方法です。

 

遺品の中には売却どころかお金を払わないと処分できないような物もあるかと思います。

 

上に挙げた3つの方法の使い方次第では、(金銭的な意味で)本来マイナスだったものがプラスになる可能性もあるので上手に活用しましょう。

 

 

 

■遺品を廃棄(捨てる)する方法

 

遺品整理_03

 

まずは最も「お金がかかる可能性が高い方法」から紹介します。

 

ゴミとして捨てる方法は最も気を使わず簡単そうに思いますが、実際はそうでもありません。

 

遺品が〝燃えるゴミ〟と〝燃えないゴミ〟程度の簡単に処分できるものだったらいいですが、家電やその他の処分が難しいものだった場合はかなりの労力を使います。

 

残された遺品が誰が見ても価値のない物の場合、また誰かに頼んだり誰かとやり取りせずに処分したいという場合は「廃棄」を選ぶメリットもありますが、それ以外ではあまりメリットのある方法とは言えません。

 

どちらかと言うとデメリットの大きな方法です。

 

 

 

■■通常のゴミ回収に出す

 

例えば通常のゴミ回収として出す場合、その地域によってゴミを出せる日は異なるので確認してゴミ出しをしなければなりません。

 

ゴミの種類(ペットボトルなど)によっては月1度の回収しかないものもあり、その日まで処分を待つこととなります。

 

また家電などの粗大ごみに関しては有料のシールが必要となり、ものによっては回収不可能なものもあります。

 

その場合は不用品買い取り業者に頼むことになり、通常のゴミ回収より高額な処分費用が必要となるので、前もって数社に見積もりをしてもらった方がいいでしょう。

 

故人の住宅が賃貸の場合、退去の関係もありますので、あまりゆっくりはしていられません。

 

これらの点を考えると通常のゴミ回収は遺品整理に向いているとは言えません。

 

とは言っても、例えば飲み終わったペットボトルや賞味期限切れの食べ物など、どうみてもゴミと思われるものは通常のゴミとして回収に出しましょう。

 

 

 

■■不用品回収業者に出す

 

遺品整理_05

 

ゴミの分別が面倒な場合や時間が取れない場合は不用品回収業者に頼むという手もあります。

 

多くの不用品回収業者の場合は以下のようなプランが用意されています。

 

・軽トラック乗せ放題 10,000円~20,000円
・1トントラック乗せ放題 20,000円~50,000円

 

不要なものはゴミとして処分してもらい、高年式の家電などは買取してもらえる可能性もあります。

 

しかし、古い家電などの場合は逆に追加料金がかかる場合があります。

 

料金設定は業者によって大きな差が出ますのでいくつかの業者に査定をお願いする方が賢明です。

 

業者によっては追加料金無しの場合もあるので、遺品の種類に合わせて業者を選びましょう。

 

また、不用品回収業者によっては「トラックに積み込んだ後に何かと理由をつけて高額料金を請求してくる」などのトラブルも多数発生しておりますので、業者はしっかり吟味して選びましょう。

 

 

 

■■葬儀社に相談する方法

 

遺品の整理を、お葬式をあげる葬儀社に相談する方法もあります。

 

葬儀社に相談する場合は、葬儀社自体が遺品を処分するわけではなく、葬儀社が紹介する不用品回収業者が処分する形となります。

 

葬儀社が紹介する業者なので、極端に問題がある業者という可能性は低くなるというメリットがあります。

 

しかし、不用品回収業者は葬儀社に紹介料(宣伝料)を支払う形となる為(必ずしもそうではありませんが)、必然的に買取金額などが減ってしまう可能性があります。

 

不用品回収業業者への依頼を考えていて目ぼしい業者を見つけている場合は、葬儀社を通さずに直接不用品回収業者に頼む方がいいかもしれません。

 

 

 

■遺品を譲渡する方法

 

遺品整理_05

 

遺品の譲渡と聞くと真っ先に「形見」を想像すると思いますが、最近ではジモティーなどの広告掲示板サービスで近くに住んでいる人に譲渡するケースも増えてきています。

 

 

 

■■親戚に形見として譲渡

 

「形見」として親族に譲渡する場合は、本当に相手がその品を欲しがっているかを考えなければなりません。

 

「形見としてもらって欲しい」とお願いされてキッパリ断れる人は中々いないので、悪意は無いにしても相手に迷惑をかけている可能性があります。

 

形見として譲る場合は、遠慮なく何でも言い合える仲の方に限定したほうがいいかもしれませんね。

 

 

 

■■ジモティーなどで譲渡

 

近年は不要品をゴミとして捨てるのではなく、譲渡・売買する方法が沢山あります。

 

ジモティーもその1つで、近隣の方に向けて「譲ります」「売ります」などの呼びかけを行えるサービスで、お互いの希望がマッチングすれば譲渡だけでなく売買することも可能です。

 

デメリットは直接手渡しや直接郵送の際に個人情報の問題や、トラブルに巻き込まれる可能性が少なからずあることです。

 

利用の際は相手を見極めて安全な取引を心がけましょう。

 

 

 

■遺品を買取してもらう方法

 

最後にご紹介する方法は遺品を「買取」してもらう方法です。

 

買取は個人売買、ショップ買取、葬儀社経由での買取など様々な方法があります。

 

どの方法も一長一短ありますので、ご自身が処分されたいアイテムを合わせた買取方法を選びましょう。

 

 

 

■■ヤフオクやメルカリ(個人売買)で売却

 

遺品整理_06

まずはオークションサイトやフリマアプリといった〝個人売買〟からです。

 

近年、メルカリの急速な伸びで個人売買を利用される方が増えています。

 

しかし、個人でも手を出しやすい反面、デメリットもありますのでメリット・デメリットにわけてご紹介いたします。

 

 

■■■ヤフオクやメルカリ(個人売買)のメリット

 

ヤフオクやメルカリといったインターネットを介した個人売買のメリットは「そのアイテムを欲しいと思っている人が多くいる場合や、どうしても欲しいという人がいる場合に、買取ショップでの買取に比べ高値で売れる可能性がある」という点です。

 

これらの個人売買サイトはユーザー数が多いため、出品するアイテムが多くの人の目に触れることになります。

 

パイが大きいということは、それだけそのアイテムを求める人のもとに情報が届く確率が高く、今ではもう手に入らない希少性のあるアイテムなどは高値で買い取ってもらえる可能性があります。

 

買取ショップや骨董店の場合、大まかな査定表は存在しますが、査定表に載ってないようなアイテムはどうしても高く買い取ることが難しくなります。

 

その点、個人売買サイトの場合は直接的に人と会うことなく、多くの人にアイテムを宣伝することができ、その結果「どうしてもそのアイテムが欲しい」「高くても欲しい」という人を見つけやすくなります。

 

 

 

■■■ヤフオクやメルカリ(個人売買)のデメリット

 

デメリットは以下の三点。

 

 

 

■■■■出品・相場を調べる手間

 

何も調べずに出品するだけなら出品の手間だけで済みますが、その場合、本当はもっと価値のあるものでも安く売却してしまう可能性があります。

 

少しでも高く売ろうと思う場合は、そのアイテムの「相場」を調べることが必要になってきます。

 

しかし売却しようとしているアイテムの数だけ相場を調べ、写真を撮ったり説明文を書く 出品手続きを行うことは非常に労力を要します。

 

その手間を省きたい場合は他の売却方法を検討しましょう。

 

 

 

■■■■個人情報の問題

 

個人売買の場合「個人同士」での取引になりますので、方法によっては個人情報の開示が必要になってきます。

 

匿名配送などの方法もありますが、全てのサービスで利用できるわけではないので相手に個人情報を教える場合はトラブルにならないように気をつけましょう。

 

 

 

■■■■アフターフォローの問題

 

売却したアイテムが腕時計や家電製品など「破損・故障」しやすい物の場合、売却前にしっかりと確認をしなければなりません。

 

相手に届いた後に破損などが確認された場合は「返金・返品手続き」を取る必要が出てきます。

 

そうなった場合は手間とコストがかかりますので、やはりこの点もトラブルにならないように事前確認が必要となります。

 

 

 

■■出張買取で売却

 

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続いては、査定士を自宅に招き査定してもらう出張買取です。

 

 

 

■■■出張買取のメリット

 

出張買取のメリットは個人売買のように「自分で相場を調べたり出品手続きをする手間が省ける」ことです。

 

買取を依頼すると査定士が自宅を訪れて査定を行ってくれるのでほとんど手間がかかりません。

 

手間をかけずに売却したいという方にはお勧めです。

 

 

 

■■■出張買取のデメリット

 

出張買取のデメリットは査定士(知らない人)を自宅に入れる必要があること、わざわざ自宅まで来てもらった手前「査定金額に納得がいかなくても買取を断りにくい」などの点があげられます。

 

また、業者によっては引き取り料という名目で買取どころか「支払いをするはめになる」こともあるので業者選びもしっかり行いましょう。

 

 

 

■■宅配買取で売却

 

最後に「自宅から出る必要もなく、自宅に人を呼ぶ必要もない」宅配買取のメリットデメリットをご紹介いたします。

 

宅配買取の仕組みは以下のようになります。

 

インターネットで査定依頼

業者が送ってきたダンボールに売却したいものを詰める

配送業者に集荷を依頼

業者に到着し、査定が行われる

 

宅配買取の場合、売る側がやることは「段ボールに詰める作業」のみとなります。

 

※しっかりと1つ1つのアイテムの買取相場を調べる場合はその手間もかかります。

 

 

 

■■■宅配買取のメリット

 

宅配買取のメリットは何と言っても「人に気を使うことなく手間もほとんどかからない」という点です。

 

届いた段ボールに売却したいものを詰めるだけなので、自分のペースで手軽に売却することができます。

 

また、先方は業者なので個人売買のようなアフターフォローが必要じゃない点も魅力です。

 

 

 

■■■宅配買取のデメリット

 

宅配買取でのデメリットは「現金化まで時間がかかる」という点です。

 

依頼→配送→査定となるのでどうしても時間を要します。

 

すぐにお金が欲しいという場合は店舗買取を選びましょう。

 

 

 

■■店舗買取で売却

 

リサイクルショップなどの店舗買取のメリットデメリットをご紹介いたします。

 

 

 

■■■店舗買取のメリット

 

店舗買取のメリットは持って行ったその日に現金化できる点です。

 

※持っていったものがあまりに多い場合は即日現金化は難しいかもしれません。

 

 

 

■■■店舗買取のデメリット

 

店舗買取のデメリットは店まで荷物を持って行かなければならない点です。

 

荷物が多ければ多いほど大変なってしまいます。

 

また、店舗によって買い取れるジャンル、買い取れないジャンルがありますので事前に調べておかないと骨折り損となる可能性があります。

 

 

 

■まとめ「遺品は処分してしまうより売却するほうが効率的」

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遺品整理をするのは非常に手間がかかることが多いと思いますが、価値のありそうな物は売却して換金することでお葬式やその他の費用に当てることができます。

 

BUY王ではお客様の手間の省き、できるだけ高く買い取らせていただきますので、是非BUY王での売却をご検討ください。
 



 




 

 

 

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