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イニシャルB
ライター: イニシャルB

レンズが写真の表現を決める?!理想のレンズの選び方を紹介!買い替えにもおすすめ!

2021.8.15

レンズ01

 

シーン毎に選ぶべきレンズの違いや、それぞれの特徴を紹介し、シーン毎のおすすめレンズを紹介する記事です。

 

この記事を読めば以下のポイントが理解できます。

 

 

・単焦点レンズの種類
・ズームレンズとは
・マクロレンズや魚眼レンズの特徴
・シーン毎のレンズの選び方
・脱初心者を目指す方におすすめのレンズ
・店舗での売却、オークションサイトのメリット・デメリット

 

 

レンズにもこだわろうと思い始めた脱初心者を目指す方に参考になる内容をまとめています。

 

 

 

Contents

■メーカーごとに異なるレンズの種類

 

レンズ04

 

 

カメラで最も重要なパーツ言えるのが「レンズ」です。

一眼レフやミラーレスカメラの場合、レンズのバリエーションを増やすだけで写真の表現の幅が広がっていきます。

レンズのバリエーションを増やす(交換する)場合、各カメラメーカーによってレンズを取り付けるための「マウント」規格が異なる点だけは注意しておいてください。

それでは、ここからはどのメーカーのレンズでも共通する「レンズの種類」について解説していきたいと思います。

 

 

 

■■単焦点レンズとは

レンズは大きく分けると「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」に分けることができます。

「単焦点レンズ」というのは読んで字のごとく焦点距離が1つだけということですので、被写体との距離を調整するためには、自分のほうから動かなければなりません。

 

 

■■■単焦点レンズのメリット

単焦点レンズは「レンズが明るい」といわれます。

これはレンズに多くの光を取り込めるということで、分かりやすくいうと背景が大きくボケた写真が撮りやすいということになります。

さらにシャッタースピードを早くできるので、動きのある被写体を撮影したとしてもピントが合わせやすくなるほか、夜間撮影でも綺麗に写真が撮れます。

 

■■■単焦点レンズは値段も安い

ズームレンズの場合には、構造も複雑になるためどうしても高額になりがちです。

それに対して単焦点レンズは、高いものでも10万円以下で購入できるものがほとんどです。

とくに30mmや50mmといった使用者の多いレンズはかなり安く手に入れることができます。

 

■■■単焦点レンズを使えば撮影が上達しやすい

単焦点レンズの場合、構図を変えるためには自分から距離を調整しなければなりません。

このことが被写体との距離を会得する助けになり、同時に被写体をよく観察するようにもなるので、自然と撮影の技術や意識が上達するとも言われています。

 

 

■■単焦点レンズの種類

単焦点レンズのなかには、広角、望遠、標準というものがありそれぞれ特徴があります。

焦点距離が一番近いものが広角レンズで、その次が標準レンズ、そして望遠レンズとなっていますが、これから詳しく紹介していきます。

 

 

■■■広角側の特徴

広角レンズは写る範囲が広いので、遠近感を感じる写真を撮ることができます。

また写る範囲だけでなく、ピントが合う範囲も広くなるのでボケにくいのも特徴になっています。

使い方としては、狭い空間を広く写したり、画面に収まりきらない風景や被写体などをダイナミックに一枚に収めるように撮影する際に使われます。

 

■■■望遠側の特徴

広角レンズとは対照的で、写る範囲が狭く「圧縮効果」といわれる遠近感のない写真が撮れるのが特徴になっています。

ピントが合う範囲が狭いので、背景などがボケやすく、被写体を引き立たせたような写真が撮れるようになります。

 

■■■標準側の特徴

標準は望遠と広角のまさに中間ともいえるレンズで、非常に汎用性が広いことが特徴です。

初心者用のズームレンズキットなどに付属していますが、上級者にもよく使われる万能レンズだと言えるでしょう。

 

 

■■ズームレンズとは

ズームレンズというのは、その名前の通り焦点距離を変えてズームができるレンズで、単焦点レンズとは対照的なレンズです。

このズームレンズにおいても、広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズに分けることができますが、具体的な数値の基準などはメーカーによっても違いがあります。

 

 

■■■ズームレンズのメリット

ズームレンズのメリットは、レンズをいちいち交換しなくても焦点距離を変えることができる点です。

単焦点レンズの場合には、焦点距離を合わせるためにレンズの取り外しが必要になってしまいますし、外出先ではそのためのレンズも持ち運びしなければなりません。

ズームレンズであれば荷物を減らせるほか、付け替える手間が省けるメリットがあります。

 

■■■ズームレンズのデメリット

ズームレンズの場合、ズームに対応するためにレンズ構成枚数がどうしても多くなってしまいます。

それらのレンズにより屈折した光で画像がぼやけてしまったり、歪んでしまうことがあります。

ほかにもズームレンズは構造が複雑なため、比較的重く、値段もかなり高額になってしまうというデメリットもあります。

 

 

■■マクロレンズとは

小さな被写体を大きく写す際に使われるレンズになります。

どれだけ大きく撮れるか(最大撮影倍率)や、ピントが合う距離(最短撮影距離)は、レンズによっても違いがあるので注意が必要です。

 

 

■■■マクロレンズの種類

マクロレンズのなかには、望遠マクロレンズというものがありますが、これは最短撮影距離の長いマクロレンズという意味です。

このタイプのマクロレンズは、近寄って撮影できない小さな被写体を写す際に最適です。

 

 

■■魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)とは

まさに魚の目のように、180度から360度もの画角を1枚の写真に収めることができるレンズです。

ちなみに180度のものは「対角線魚眼」と呼ばれ、画角が360度のものは「全周魚眼」と呼ばれています。

 

■■魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)のメリット

他のレンズでは撮ることのできない面白い効果が出せるのが最大のメリットです。

特に大きな被写体や広い空間などを一枚にまとめたい時には重宝します。

 

■■魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)のデメリット

印象的な写真になるのは事実なのですが、見え方がどれも同じになってしまうので、ついありきたりの写真になってしまうデメリットがあります。

 

 

 

 

■シーン毎のレンズの選び方

 

レンズ05

 

 

これまで広角、望遠、標準、単焦点レンズ、ズームレンズ、マクロレンズ、魚眼レンズ(フィッシュアイレンズ)などの特徴を紹介してきました。

ではどのようなシーンに、これらのレンズを合わせるのが効果的なのか、これから見ていきましょう。

 

 

 

■■風景全体を撮影するなら

風景全体を撮りやすい広角レンズがおすすめです。

風景によっては、その一部分だけを切り取って写したいということもあるかもしれませんので、望遠レンズなどもあるとベストです。

野外での撮影になるので、防滴防塵仕様のレンズがあると心強いですね。

外でのレンズ交換は砂などが入りやすいので、ひとつのレンズで焦点距離が調整できるズームレンズなどがあると便利かもしれません。

 

■■夜景の撮影をするなら

夜景で重要になるのが「レンズの明るさ」になりますので、描写力の高い単焦点レンズは必須です。

単焦点レンズの広角や標準レンズなどがあれば夜景撮影は問題ないでしょう。

同じ夜景でも夜空や星などを撮影したいのであれば、被写体の光が弱いので35mm換算14mmなどの超広角レンズを用意しておくことをおすすめします。

夜間での撮影はブレやすいので、三脚やレリーズで固定して撮影をする必要があります。

 

■■遠くにある被写体を撮影するなら

近づくと逃げてしまう野鳥などを撮影する場合には、500~600mm相当の超望遠レンズがあると良いでしょう。

値段は高くなってしまいますが、単焦点超望遠レンズなどがあればかなり鮮明な写真を撮ることができます。

飛行機などの被写体を撮影する場合には、手でカメラを持って撮影するシーンが多くなりますので、手振れ補正搭載のレンズがあると助かります。

 

■■人物撮影するなら

背景のボケをつくりやすい単焦点レンズがおすすめです。

標準から中望遠レンズだと、被写体がきれいに際立つように撮影できます。

ポートレートではなく、撮影会などの場合には、機動性も求められるので望遠ズームレンズなどもあると良いかもしれません。

 

■■小さなものを撮影するなら

小さい花や動きの遅い虫などを撮影するのであればマクロレンズは必須でしょう。

被写体に近づいて撮れるので、より生き生きした写真が撮れるようになります。

最近では、マクロ機能付きのズームレンズも種類が増えてきており、このタイプのレンズはさらに被写体に近づいて撮ることができるようになっています。

 

■■動く対象を撮影するなら

動きまわるペットなどの動物を撮影する場合、シャッタースピードの早い単焦点レンズがおすすめです。

あまり被写体に近づけない場合や、動く範囲の広いような場合には、高倍率ズームレンズなどもあると便利でしょう。

 

■■テーブルフォトを撮影するなら

テーブルの上においたアクセサリーや、料理やスイーツなどを撮影するのであれば、標準から広角の単焦点レンズがおすすめです。

室内での撮影になるので、なるべく明るめの単焦点レンズを選ぶと良いでしょう。

 

 

 

 

■脱初心者を目指す方におすすめのレンズ

 

レンズ03

 

 

基本的にレンズ選びは、自分の撮影シーンに合わせて選ぶ必要があります。

しかし比較的どのシーンでも汎用性が高いレンズとしては、標準レンズといわれる焦点距離50mmの単焦点レンズがあります。

これだけで風景から人物ポートレートまで撮影できますので、ひとつ高品質のレンズを持っていると便利です。

また自分の撮影シーンを広げるという意味では、人物撮影に強い中望遠の単焦点レンズや、テーブルフォトに便利なマクロレンズ、風景用の広角レンズもあると便利でしょう。

 

 

 

■■レンズメーカーによる違い

それぞれのカメラメーカーでも純正のレンズを製造販売しているのですが、交換レンズだけを生産しているメーカーがあります。

これらのメーカーのレンズは純正のものよりも安く、純正にはないようなラインナップのものもあります。

品質についても純正とほぼ変わらないような高品質のものも増えてきています。

国産ではシグマ、タムロン、トキナーという三社が大手レンズメーカーとして有名です。

それぞれのメーカーにどのような違いがあるのかを見ていきましょう。

 

■■シグマの特徴

いまや自社製カメラも製造しているほど、高い技術力を持っているレンズメーカーです。

純正メーカーでは作らないような挑戦的なレンズを開発販売していることでも注目されていますが、超音波モーター、光学式の手ぶれ補正といった、新しい技術を積極的に取り入れているのも特徴のひとつです。

 

■■タムロンの特徴

ズーム倍率の高いズームレンズの開発でとくに有名なメーカーになります。

ほかにも描写性の高いマクロレンズなどもファンが多いのですが、全体的に単焦点レンズやほかのジャンルのレンズには弱い印象があります。

 

■■トキナーの特徴

開発スピードがシグマやタムロンよりも遅いという特徴がありますが、発売されるレンズの性能の高さでは定評があります。

 

 

 

 

■メルカリやヤフオクで売るメリットデメリット

 

レンズ05

 

 

所有しているレンズのなかで使っていないものを売りたいという時に、メルカリやヤフオクを利用するのはひとつの方法です。

メルカリやヤフオクはスマホでも簡単に個人売買ができるようになっています。

 

 

 

■■個人売買のメリット

メルカリやヤフオクは個人間での売買になるので、業者買取に比べ仲介マージンが少なく、そのぶん高値で売れる可能性があります。

 

■■個人売買のデメリット

個人売買の場合には、自分で相手とのやりとりをしなければなりませんし、自分で包装から郵送まで行う必要があります。

場合によっては「小さなキズがあった」というクレームや返品処理などにも対応しなければなりませんので、予想以上に時間や手間がかかることもあるようです。

 

 

 

 

■買取業者にお願いするメリットデメリット

 

 

 

 

買取業者のなかには、リサイクルショップのような店舗から、カメラ専門で買取を行っている業者もあります。

宅配買取に対応している場合には、インターネットで査定を申し込んでから、郵送して買い取ってもらうことができるところもあります。

 

 

 

■■買取業者に売却するメリット

適正価格で買い取ってもらうことができますし、個人売買のようなやりとりがないので時間や手間を短縮できます。

とくに宅配買取業者であれば、ふだん時間がないような方でも気軽に郵送できるので便利だといえるでしょう。

BUY王では、昨今のカメラブームを踏まえカメラレンズの買取にも力をいれております。

送られてきた段ボールにレンズを詰めて集荷を呼ぶだけ、送料無料でお手軽なBUY王の買取査定を是非ごりようください。

 

■■買取業者に売却するデメリット

レンズの状態などによっては査定価格がかなり低くなってしまうことがあります。

 

 

 

 

■まとめ 写真の表現はレンズで変わる

 

レンズ02

 

 

カメラ選びと同様に重要なのがレンズ選びです。

同じカメラであっても異なるレンズを使えば、全く異なる写真を撮ることもできます。

レンズ選びで重要になるのが、どのようなシーンで撮影するのかを理解することになります。

まずレンズを選ぶ前に、自分がどのような写真を撮りたいのかをはっきりさせることが大事だといえるでしょう。

 

 



 



 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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