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ライター: Karin

再注目!多種多様な文化が生まれた日本の90年代カルチャーとは

2022.6.8

 

 

 

90年代 カルチャー

 

 

 

日本といえば、「サブカルチャーの国」として世界的に有名ですよね。

ひと昔前と違い、今では大衆的文化として多くの人に愛され、

親しまれているサブカルチャー。

 

 

本記事では、日本の90年代カルチャーとは何なのか、

時代背景やどんなカルチャーがあったのか、

90年代のカルチャーを象徴するアイテムなどについてご紹介します。

 

 

 

 

90年代時代背景と特徴

 

 

 

バブル経済崩壊前年の1990年は、

ファジィ工学を応用した家電製品が次々に開発された時代でした。

 

世界では東西ドイツ統一となり、

ペルーで日系2世のアルベルト・フジモリ氏が大統領に就任。

 

 

フジモリ現象が引き起こされ、

グローバリズムが少しずつ拡大し始めた時代でもありました。

 

 

また、天皇陛下の即位の礼が開催され、

大阪では「国際花と緑の博覧会(通称:花博)」が開幕。
TBS記者の秋山豊寛氏が日本人初となる宇宙飛行士として宇宙へ旅立ったのも90年代でした。

 

 

1991年には、バブルが崩壊。ディスコブームとなり、東京芝浦にはジュリアナ東京が誕生。
その他、アウン・サン・スー・チー氏がノーベル平和賞を受賞したことでも有名です。
「エコロジー」、「地球にやさしい」のキーワードが世界的に広く認知されるようになります。

 

 

また、「東京ラブストーリー」、「101回目のプロポーズ」などの

トレンディドラマが大ヒットした時代でもありました。

 

 

その他、1990年代のブームの一例としては、インターネット文化が浸透していき、

日本初のウェブサイトが誕生しました。

 

 

1997年にはYahoo!Japanサービスが開始されます。

 

 

この頃はJリーグブームで、サッカーに夢中になる人々が急増しました。

 

 

そして「アムラー」が1995年をピークに流行しました。

若い女子たちは歌手の安室奈美恵さんのファッションをこぞって真似したのです。

 

 

コギャルブームも到来。

髪の毛は金髪、肌を黒く焼く、ガングロスタイルが大ブームでした。

 

 

 

どんなカルチャー(文化)が誕生したか

 

 

 

90年代には一体どんなカルチャーが誕生したのかについてご紹介します。

 

 

 

コギャル文化

 

 

 

90年代というのは色々な文化、ファッションを生み出した時代でもありましたが、

中でもひと際インパクトを与えたのは、

10代の女性に人気を博したヤマンバファッションです。

 

 

ヤマンバファッションが話題になり始めたのは1999(平成11)年頃の事。
肌は日焼けサロンで焼かれ、髪の毛は白髪、白のリップペンシルで唇を真っ白に。

アイラインは二重まぶたの幅の約2倍が基本で、

油性ペンでアイラインを描く強者もいたのです。

そして、つけまつげは2cmという個性満載な容姿で多くの人の注目を集めました。

 

 

 

ゲームの黄金時代

 

 

 

90年代はまさにゲームの黄金時代とも言われ、家庭用ゲーム機が数多く登場しました。

 

 

1994年には初代プレイステーションが発売され、ゲーム界に衝撃を与えました。

プレイステーションが発売される前はドット絵が普通でしたが、

CG、ポリゴンを使用した高画質なグラフィックへ変わっていったのです。

 

 

また、当時は名作「新世紀エヴァンゲリオン」も誕生した時代でもありました。

 

 

90年代はゲーム、アニメ文化が一般に浸透していった時代だったのです。

それまでは世に出ていなかった名作が次々に表に出てくる機会が増えたという点も

90年代カルチャーの魅力といっても過言ではありません。

 

 

 

渋谷系音楽やファッション

 

 

 

「渋谷系」という言葉が生まれたのもこの時代です。
主にポップミュージックが人気になりました。

 

 

ディスコやクラブが流行。渋谷系といわれる音楽が瞬く間に人気になった時代でした。

 

 

海外のスーパーモデルが日本でも人気になり、

グランジファッションと呼ばれるボロボロのジーンズなどのファッションも

最新ファッションとして取り入れる若者が急増しました。

 

 

 

時代を象徴するアイテム

 

 

 

90年代を象徴するアイテムをご紹介します。
思わず「懐かしい!」と嬉しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

ジーンズやスウェットのヴィンテージもの

 

 

 

ヴィンテージものの服も90年代には人気になりました。

チャンピオンのリバースウィーブ、リーバイスの501XXといった

ヴィンテージのブランドアイテムなどが、93年~98年頃までは大ブームに。

 

 

また、ストリートファッションに似合うアイテムとしても人気でした。

 

 

価格についても驚くほど上がり、

ヴィンテージ系のデニムなどは高額取引されることも。

 

 

ダウンタウンの浜田雅功さんやSMAPの草なぎ剛さんなどは

ヴィンテージ系デニムの愛好家であることで有名ですね。

 

 

 

ルーズソックス

 

 

ルーズ ソックス

 

 

 

この時代には、ルーズソックスも流行りました。

 

 

ガングロ、茶髪、ルーズソックスが女子高生の定番ファッションとなり、

「超~~」、「~~だし」という言葉遣いなどもコギャルの基本となり、

「コギャル文化」という言葉まで生まれました。

 

 

 

たまごっち

 

 

たまごっち

 

 

 

たまごっちは96年にバンダイから発売され、売り切れ続出。

なかなか手に入らないほど、ブームが加熱して社会現象化までしたおもちゃです。

 

 

97年放送の人気ドラマ『踊る大捜査線』でも、

いかりや長介が演じる和久平八郎も愛用していました。

 

 

たまごっちがドラマの小道具として使われるなんて、時代性を感じますね。

 

 

 

90年代カルチャーが反映されている映画

 

 

 

ここでは、90年代カルチャーを振り返るためには欠かせない映画を3作、ご紹介します。

 

 

 

『もののけ姫』

 

 

もののけ姫 90年代

 

 

 

1997年公開、興行収入193億円を記録するなど、

当時の日本映画の興行記録を塗り替えた大ヒット作品。

 

 

物語としては、村を守るためにタタリ神を殺したことによって

右腕に呪いをかけられたアシタカが、その呪いを解くため、旅に出ます。

 

 

その道中、タタラ場を率いる女頭領のエボシ、

山犬に育てられた「もののけ姫」ことサンと、

生と死を司る「シシ神」が織りなす、壮大で感動的なストーリーになっています。

 

 

また、この物語の根本には「人間と自然との関わり方」や、

「人間の手によって引き起こされた環境破壊」があり、

ストーリーとしては興味深く、色々と考えさせられる内容になっています。

 

 

人間を一切信用しないサンが、唯一アシタカにだけは心を開いていく様子はとても感動します。

 

 

映画の舞台は屋久島、白神山地を参考にしたそうで、森林の美しさなどは

90年代のアニメではとても珍しかった3DCGを使用して描かれている点も魅力の一つです。

 

 

作中の音楽や、もののけ姫のファッションなども当時は話題になりました。

 

 

 

『フォレスト・ガンプ 一期一会』

 

 

フォレスト・ガンプ 

 

 

 

 

1994年に公開となり、アカデミー賞作品賞ほか6部門も独占した

90年代を代表する名作といえば、『フォレスト・ガンプ 一期一会』です。

 

 

常に優しくまっすぐに生きる主人公フォレスト・ガンプ。

演じているのはトム・ハンクスです。

 

 

ベトナム戦争、反戦運動、ウォーターゲート事件やジョンレノンの殺害など、

アメリカの象徴的な出来事の中をフォレストが駆け抜けていきます。
そんな中で、心優しいフォレストが、数々の奇跡を起こすという物語になっています。

 

 

この映画を見れば、アメリカの歴史を簡単に学ぶことができるため、

映画を見ながら歴史も学びたいという人にもおすすめです。

 

 

フォレストの人生にも注目ですが、幼馴染ジェニーとの運命的な再会や、

フォレストがずっとジェニーを思い続けていたところなど、

純粋無垢なフォレストの恋心にもついついもらい泣きしてしまいそうになります。

 

 

フォレストの母の名言にも注目です。

 

 

そして何より、この時代のアメリカの時代を反映しているファッション、文化、

音楽が使用されている点も魅力となっている映画です。

 

 

 

『buffalo ‘66』

 

 

buffalo ‘66

 

 

 

96年に公開された映画です。

当時ミニシアター系ムービーの代表作として一台ブームとなった作品です。
主演・監督・脚本・音楽もヴィンセント・ギャロが担当。

 

 

物語は、アメリカンフットボールの試合の賭けで負けたことで、

その埋め合わせに5年間も刑務所に入ることになったギャロの人生をテーマにしています。

 

 

刑期を終えたとき、音信普通だった両親に電話で

「フィアンセを連れて帰る」と嘘を言ってしまいます。

そこから物語が始まるのです。

 

 

この物語の始まりからすでに面白さがあふれ出ていますよね。

 

 

主人公のビリーは、

トイレを借りに入ったバレエ教室で見かけたクリスティーナ・リッチ扮するレイラを拉致。

そして、自分のフィアンセのようにふるまってほしいと脅します。

 

 

ビリーが両親とうまくいっていなかった点、

そして純粋で少し不器用なところを知るうち、ビリーに惹かれていくレイラ。

 

 

ボウリング場や真夜中のモーテルなど、

アメリカの田舎ならではの舞台が次々に登場する点も特徴です。

 

 

本作は90年代のカルチャーを語るためには外せない映画です。

また、作中ではギャロが選曲した「キング・クリムゾン」や「イエス」などの

プログレッシブロックが起用されている点にも注目です。

 

 

昔のロック好きにはもちろんのこと、自分の若いころの淡い恋心を思い返したいときにもおすすめの映画です。

 

 

 

 

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